業務内容

色の演出の実験をしてみます。
下の画像は、折り紙に、電球色と昼光色と昼白色のLED光を当てスマホで撮影したものです。太陽光の下で(紫、青、緑、赤、黄)の折り紙が、人工光の下では全ての色を同時に再現きませんでした。もし貴方の商品がカラフルな色彩ならまず照明の選択に注意する必要があるということです。さらに言うなら部屋の壁や床や陳列台の色も商品の見た目の色に影響を与えます。なぜなら人間の脳の色彩感覚は騙されやすくできているからです。




次に音楽の効果について考えてみます。
下の写真の部屋に適したBGMをかけるとすればどんな曲を選びますか?
クラシック(オーケストラor弦楽器or…)、ジャズ(スィングorボサノバor…)、ポップス(洋楽or邦楽)、民族音楽(ハワイアンorサンバor…)、演歌、童謡、民謡、雅楽、…選択肢は数多くあります。さらにジャズやポップスは分野を細分化することができます。例えばクラシックとロックとではこの部屋の印象が違うことは容易に想像できると思います。どちらの選択が適切かという問題ではなく、どのような効果を狙ったのかとその結果が得られたのかが重要なのです。仮にBGMが無ければ退屈で居心地の悪い空間と感じるでしょう。なぜなら人間は本来無音に恐怖を感じるからです。



ビジネス上の演出には取捨選択が必要です。経営者の自己満足ではなくターゲットのお客様に響く演出を選択する必要があります。与えられた環境と条件の中でその答えを導き出す為に、理論的な裏付けと心理学による考察が道しるべとなってくれます。インスタ映えといわれるように”見た目”が重要なポイントである今日のビジネスにおいては、上の折り紙のような現象や部屋のBGMの効果をあらかじめ認識しておくことが重要です。さらにターゲット層が興味を示す演出ができているかどうかを評価することも重要です。つまりプロモーションにおける演出のPDCA(Plan,Do,Check,Action)が必要と考えます。この運用手法を用いれば自信をもってプロモーションに投資できます。そのご提案をするのが弊社の仕事です。具体的な業務は、コンセプトに合った効果的な演出のご提案することとプロモーション映像の制作することです。


◇ 演出のご提案

店舗スペースの演出
店内装飾の考察とご提案、照明器具の選択と照明方法の考察とご提案、商品展示の演出の考察とご提案、BGMの選曲と音響のご提案、デジタルサイネージの映像制作。
展示会等のイベントの演出
イベントのコンセプトを表現する展示会場の演出の考察とご提案、商品の展示方法の考察とご提案、音響効果についての考察とご提案
商品のカラーコーディネート
商品開発時における色彩計画のコンサルティング
サービス業のイメージづくり
提供サービスのイメージを高めるための演出の考察とご提案
プロモーション映像の制作
フォトムービー … 写真や短い映像を繋げてムービーを制作します。
動画の制作 … 複数の動画を編集し一本の映像に作り上げます。
   ※テロップ(字幕)やナレーション(機械音声)や効果音の作成も可能です。

◇ 保有スキルについて

カラーコーディネーター1級(商品色彩)
 色彩の専門家のスキルで、大手メーカーの商品開発担当者が取得を目指す資格です。視感・質感・印象(包装や展示による演出)の観点から色彩を選出し組み合わせるためスキルを有します。単に色そのものの印象や配色の知識だけでなく、素材や包装や展示照明など商品の付帯条件に対しての知識も有しており、広い視野から色彩効果を考察します。
メンタル心理ミュージックアドバイザー
 音楽が人に与える影響を理論的に理解するスキルです。音楽は人間の体内で起こる振動から派生したものといわれています。音楽は喜怒哀楽の全ての感情に良い効果も悪い効果ももたらします。プロモーションでは音や音楽をお客様を引き付けたり高揚させる効果音として活用します。
フォトマスター
 写真の撮影技術、写真加工の知識を有するスキルです。”インスタ映え”が重要なポイントの今日のビジネスでは、どうすれば商品が魅力的に写真や映像に写ることができるかを押さえておく必要があります。
ソフトウェア開発
 弊社は創業以来ソフトウェア開発行ってきました。その経験を生かし販売管理の業務提案を行うことができます。